労働環境の改善を願う

IT業界と聞くと、華やかなイメージがあるのは私だけではないと思います。
駅近くの高層ビルの中にオフィスがあり、社員証を首から下げて、社内にあるコーヒーメーカーでコーヒーを煎れて優雅に飲みながらパソコンをカタカタ・・・。
社内にいるのは比較的年齢層が若い男女で、仕事終わりの飲み会の話なんかをしながら、和気あいあいとしたフラットな雰囲気の中で働いている、というイメージが私の中では勝手にありました。
しかし、IT関連の会社に就職した夫の姿を見て、このイメージは見事に打ち砕かれました。

まず、最初の駅近くの高層ビルの中にオフィスがあり、首から社員証を下げているところまでは合っていましたが(笑)、それ以降はあまり当てはまっていないようです。
残業が割かし多くきついと夫が言っていました。あながち、残業が多いのはうそではなく、またそのイメージが、今後IT業界に転職しようとしている人や就職しようとしている人についてしまっているようです。

今や私達の生活には欠かせないIT技術。
それなのにその技術を仕事とすると厳しい労働環境がつきつけられてしまうという、何とも言えないことが起きています。
実際、IT業界は慢性的な人員不足に悩まされています。
これは、厳しい労働環境がそうさせていて、優秀な人材が入ってもすぐ辞めてしまったり、そうせざるをえない状況にまで追い込まれていってしまうというのです。
おかげでIT業界では35歳定年説があるまでになっています。技術者が素晴らしい開発をどんどんできる環境に、ぜひ改善するべきですね。

今や時代の最先端の職業と言っても過言ではないIT。
労働環境も最先端をいってほしいものです。