IT産業のイメージ

IT業界に対する学生の印象としてよく聞くのが、3Kです。
何かというと、「きつい、帰れない、給料が安い」というものです。最近ではさらに4つ加わり、「規則が厳しい、休暇がとれない、化粧がのらない、結婚できない」と7Kと呼ばれているそうです。
IT関連の職に就く夫を持つ私としてはいまいち否定出来ないところはあるのですが、マイナスイメージがつきすぎていることも否めません。

そもそもIT技術の発展なくして今の日本はないし、語ることも出来ません。
これだけ急速にIT化が進んだのも、ひとえに技術者の方々の尽力あってこそです。にも関わらず、今の学生にとってこの業界は敬遠してしまうものだそうです。…こうは書いていますが、私自身が就職活動するとき、正直この業界はパス…と思ってしまうところはあります。とにかく大変そうなイメージがあるからです。

しかし、夫が言うには、「大変だけど、やりがいはある」というのです。
さらに、「仕事は山ほどあるから終わらせようとしても終わるわけがない。だから優先順位を決めて自分で折り合いをつけてやるしかない。仕事内容はもちろん大変だけど、実はもっと大変なのはきりがいいところで仕事を止めること」だと言っていました。
なるほどなあと思ったと同時に、やっぱり大変なんだなとも思いました(笑)
採用した新卒は絶対何人かはすぐ辞めていくそうです。なにをするにしても大変じゃないことなどないとは思いますが、私は当分育児を頑張りたいと思いました。

とはいえ、これは一会社員であるIT業界の働きぶりであって、近年ではフリーランスとして働く方が増えているようです。
フリーランスであれば「7K」を心配する必要もないですし、むしろ自分のやりたいように出来るので、自由な時間が作りやすいとも聞きます。
子どもがいる私としては、自由な時間が作りやすいのは助かります。
夫にもぜひフリーランスとして仕事をしてもらって、家族の時間を作ってもらいたいものです。